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『進化の存在証明』

2009.11.30 *Mon
な、長かった…600ページを一週間ほどかけてようやく読破。(同時に他の本も読み進めていますが)
科学本はゆっくり読んでいかないと理解できないのでどうしても時間がかかってしまう。(と言いつつ、結局8割くらいはなんのこっちゃわかってないと思う)

本書が、ダーウィン生誕200年、『種の起源』発刊150年の記念の年に発刊されたことを思うと、ドーキンスの並々ならぬ執念がうかがえる。
前作『神は妄想である』から早数年、今更ながらこのような大作を書かなければならなかった理由を思うと、ドーキンスの終始ある種の人々に対する喧嘩腰も大人として優しく見守ってあげようと思う…というか、ドーキンスの呪詛(←もちろんツッコミ所)が込められた(?)皮肉はものすごくおもしろい(笑)

いや、実際アメリカ(ヨーロッパなども含む)における【進化論】を取り巻く環境は劣悪をきわめていることは、本文や巻末のデータを見れば一目瞭然。
アメリカの44%の人が進化論を全面的に否定し、世界全体の年齢が1万年に満たないと信じている。
もっと最悪なことに、多くの科学の教師が、進化論を生徒に教えることに反対している。

もし、進化が事実であることを疑う歴史否定論者が生物学に無知であるとすれば、世界が過去一万年以内に始まったと考えている者たちは無知よりたちが悪いのであって、その思い違いは邪悪の域にまで達している。

ドーキンス博士…いつも戦っています。

進化は「論」ではなく、「事実」である。

ことをなんとかわかってもらうために。

さて本書は、なんせ600ページもあるので、とても丁寧に進化論について語られています。
人間がDNAという言葉を知らない時からやってきた家畜栽培化。つまり、今いる血統書つきの犬たちは、人間が人工的に作り出したもの。一部の植物もしかり。
選抜淘汰の実行者が自然か人間かの違いで、前者を【進化】という。
母親のお腹の中で、進化の復習をしてくる赤ちゃん。
色々な例を出して、進化論の正当性を説いていきます。

理系大学出身というわけではない私には難しいところも多いけど、最後まで楽しく読めました。
ドーキンス博士は理系だけど文章の読ませ方がうまい。

個人的な立場として、私は【進化論】支持者です。
進化論は完成されたものではないけど、神話的お話をただ盲目的に信じなきゃいけなくなったら窒息しそう。
もし自分が、親が進化論を学ばせたくないがために学校ではなくホームスクールで勉強させられるような環境に生まれていたら…と思うとゾッとする。
色んな説を知りたい。問いたい。考えたい。検証したい。学びたい。
考えて、考えて、考えて、考えて、考え抜きたい。

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2012/08/01(水) 19:31:47 | | # [Edit

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好奇心旺盛なので、興味がわくとあっちゃこっちゃの扉を叩きます。でも、熱しやすく冷めやすいかも(汗)

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●書物に関する記事は、旧ブログからのサルベージもあります。



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